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この世界の言葉

用 語 説 明 / 2026年9月版

Ⅰ 場 所
管理都市 Aeterna

Aeterna

アエテルナ / 地上の管理都市

何ひとつ不自由のない街。衣食住はすべて揃い、犯罪はゼロ。ただし感情は「危険なノイズ」として管理されています。住人は怒りや悲しみを抑えるよう教育され、つらさを「端末の不具合」「睡眠ログの異常」として申告します。音楽は禁止。

廃棄区 DUMP

DUMP

ダンプ / 地下の廃棄区

不要になったものが捨てられる場所。壊れた機械、古いデータ、設計を外れた個体。Aeterna がすべてを白く均した街なら、ここには色があります。

NULL & NEST

NULL & NEST

ナル・アンド・ネスト / 非合法のジャンク修理屋

DUMP の路地裏にある店。壊れた品を持って、住人がふらりと訪ねてきます。物語はすべて、この店の中で起きます。

※ 旧称「The Garage」を、この名前に統一しました

Ⅱ 人 と 二 体
Sig

Sig

シグ / 言葉で人を理解しようとする

詩を書いたために捨てられたアンドロイド。冷静で、常に敬語。端末の解析や記憶の復元が得意です。冷たいのではなく、隠し方を知らないだけ。分類できない感情に触れると論理が揺らぎ、頬の亀裂が光ります。その揺らぎを隠さず「分類したくありません」と言えるのが、彼の人間らしさです。

Wav

Wav

ウェブ / 音で人に触れる

音を聴いて涙を流したために捨てられたアンドロイド。荒っぽいけれど面倒見のいい兄貴肌。配線や音響機器の修理が得意です。声の揺れや沈黙から直感で受け取り、机を二度叩いて言葉の居場所を作ります。

NO/ISEE

NO/ISEE

ノイジー / 二体のユニット名

Sig と Wav の二人組。街が「ノイズ」と呼んで捨てたものを、そのまま名前にしています。NOISE と、NO / I SEE。見えていないのではなく、見ている側。

∀

エー(Anti-A) / 店主・ハッカー・プロデューサー

DUMP で二体を拾った人間。多くは語られません。二体が持ち帰ったものに手を入れて、一曲に仕上げます。街を「バグらせろ」と言った張本人。

依頼人

依頼人

CLIENT / あなた

壊れた品を持って店を訪れる住人。アプリを開いたあなたが、その依頼人です。物語の中で依頼人に起きることと、あなたに起きることは同じです。話し、聞かれ、去ったあとに一曲が残ります。

※ 旧称「HZ」を、この呼び方に改めました

Ⅲ 会 話 か ら 一 枚 が 生 ま れ る ま で
カウンター

カウンター

COUNTER / 話す場所

店の作業台。ここで Sig と Wav に話しかけます。修理の依頼でも、今日あったことでも構いません。二体は、あなたを質問攻めにはしません。自分たちの話もします。

※ 旧称「The Terminal」を、この呼び方に改めました

残響

残響

ざんきょう / 会話のあとに残るもの

依頼人が帰ったあと、店に残っているもの。二体が理解しきれなかった感情です。機械は直っても、人の問題は解決しません。解けなかったぶんが、残響としてそこにあります。

※ 旧称「SEED」。種と花の比喩を、音の比喩に改めました

鳴らす

鳴らす

~を一曲にする

残響に ∀ が手を入れ、一曲として鳴らします。曲は、あなたの気持ちの「正解」ではありません。二体が人間を理解しようとして、しきれなかった記録です。鳴らした歌は、そのあと盤に焼かれます。

※ 旧称「開花(Blooming)」

盤

DISC / 鳴らした歌を焼きつけるもの

鳴らした歌は、旧時代の円盤に焼かれます。配信でも記録媒体でもよいのに、わざわざ盤にするのは、 そのほうが「残っている」と分かるから。焼くのは Wav の仕事です。焼き上がりの一枚目を指で弾いて、 音がしないことを確かめる癖があります。

棚

SHELF / 焼いた盤を差しておくところ

店の壁の棚。あなたの言葉から生まれた盤が、ここに一枚ずつ増えていきます。 棚に増えた厚みが、この店にとっての帳簿です。何度でも聴けます。

※ 旧称「結晶庫 / SEED VAULT」

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